2024/06/02 15:29

がま口-ロングウォレットとレザーミドルウォレットに使っている”MARGOT”ってスクラッチレザー。

表面が”擦り仕上げ”で、ざらついた艶消しです。でも使い込んでいくうちに艶のある深い色合いに変化していきます。って説明しています。
でもどんな色になるの?って思いますよね。残念ながら、まだ取り扱い始めたばかりなので使い込んだ状態をお見せできません(大変申しわかりません!)
ということで、少し加速的な実験をしたので報告します。
使ったのは、水と油。水は水道水、油はレザークラフトでよく使われる”ニーフットオイル”と革靴メンテで使っている”ミンクオイルです。


革は、MARGOがグリーン、ブルー、イエローの3色。比較用にヌメ革タンローとヌメ革オイル多め(ウォレットのインナーに使用している”TOSCANO")も準備しました。
水は吹きかけただけと、吹きかけた後にこすった2種類、油は擦り漉けました。
で早速結果が以下となります。

タンローは変色少な目。残りは水<水コスリ<油の順で色が濃くなりました。意外だったのはオイル多めのTOSCANOが一番濃く”茶色”って感じまでこくなりました。でもスクラッチレザーの変色が思ったほどではなかったので、”水を吹く”+”ニーフットオイルでこする”を追加しました。

写真ではわかりずらいですが、どの革も一番濃くなりました。
まあ実際には手の汗や油、紫外線など複雑な環境で経時変化してくので、今回のような単純な結果にはならないと思いますが
基本的は“濃く変色”していくのだと思います。
最後に参考に、販売中のウォレットと実験革を合わせてみました。

以上 おわり